DIARY
2003/10/15(水)ヤドカリな気分で。  ..fine
記憶どーりだった。あのチープな工場の内部や悪い子達がひどくてファニーな仕打にあってしまうところなんかがね。ワンカ社長は個人的に好きな部類。そして、極めつけはウンパルンパ族なんだよね。あの異様な踊りとやんわりとお説教じみた歌は大人な私でもみぶるいするわ。そう、先日買った「夢のチョコレート工場」が届いたのだ。夜寝る前に、本当はすぐに眠りたかったけれど、みたい気持ちが大きくて最後まで。もちろん観た夢はチョコレート工場だった。絶対にユウジとカナにみせよーっと。

会社の人から借りている知恵の輪が解けない。らせん状にグルグルまかれたワイヤーにリングがくっついているものなんだけど、これが単純だからこそ出来ないのだ。リングとらせん。どっかできいたことあるな。

なかなか楽器相談で家賃はそこそこで、やや広めな物件ってないもんね。。。そ、26歳までに独立する為に新しい住かを物色中なの。もちろんネットでだけど。実際不動産やさんに行ってお部屋みせてもらうのが一番だとは思うんだけどね、なんか勇気がわかないのさ。友達ひっぱって行ってみるかな。これじゃーラチがあかないもんねぇ。
2003/10/14(火)やだねったら やだね♪(きよしぃ〜っ!)  ..cloudy

「恥ずかしがってちゃだめなのよ〜。こういうところきたらさぁ〜」といいながら、ピッカピッカと赤青黄に光るバッチを耳につけ、ハートの形をしているものがのってるペンライト(その他多数)を持って、きよしの応援に挑むおばちゃん達。いやいや、ジャンパーには驚いた。『氷川きよしファンクラブ 平成の股旅野郎』だもんね。おみそれしました。


新宿コマ劇場にも初潜入だったもんだから、もう大興奮。うなぎ食べなくても鼻血が出そうだった(ウチワネタ)。でも他の劇場と比べて異様な雰囲気だね。私達が普段行っているところとは明らかに違う。お土産コーナーなんて、コマで売ってなくったっていいじゃんって物まで置いてあるし(笑)。でもま、それを買って帰る人もいるわけで。

そ、きよし。草笛の音次郎の芝居の時は頻繁にあくびが出てしまいそうなところもあったけれど、彼の可愛さとかっこよさがフンダンに盛り込まれていて、お客さん達(私も含む)はもうメロメロ。私は車だん吉しか知らなかったけれど、その他のキャストも豪華メンバーらしく、前のおばさま(格上げ)達はオペラグラス片手に忙しそうにしていた。
そしてコンサート。彼の歌唱力は本物だと感じる素晴らしいものだった。いままでの曲や懐メロや新曲まで。その間、おしりが浮くほど体をゆらし、ペンライトを持って声援しているおばさま達。どこにそんな力があるのだろうか?最後の方はバックバンドの人たちまで楽器をおばさま達の動きに合わせて振り回していたしまつ(本当に私達の前のおばさまをみてた)。おばさまパワー炸裂した瞬間だ☆

帰ってからも興奮が冷めなくて、なかなか寝付けなかったけれど、それはそれでまたよし。

あ、「くぅ〜ろまめぇ〜 まめまめぇ〜」のCMのフレーズを歌ってた。いいコブシ具合だった。
2003/10/13(月)週末の途中経過。  ..cloudy
土曜日は、友達の劇団を観劇。感激することは今回残念ながらなかったのだけれど、脚本が出来上がったのが公演直前だからね、ま仕方がないって言ってあげたいけれど、どうかな?遊びじゃないんだしね。準備をうんとやって、これでお客さまに見せられるんだ!!っていう自信満々な劇団をみすぎているせいか、初日から千秋楽まで、成長過程みたいになるようなのはちょっと不満。それを面白くとる人ととらない人がいるってことは覚えていて欲しいな。厳しいかもしれないけれど。

日曜日。朝、雨が降っていたので、予定していたピクニックはだめだろうと思いみんなに連絡。・・・したハズだったのだけれど、一人連絡おちあり。ひとまず天気が良くなってきたので、やっぱりピクニックってことになり、そのまま待ってもらったけれど、最初の集合場所に40分も待たせてしまって、反省。しかもごめんとあやまるどころか、逆切れしてしまった私。さいてー(ま、それにはイロイロ理由はあるのだけれど、ここは素直に)。
気持ちをきりかえて、食料調達し日比谷公園でハンバーガーを食べながら歓談。そしてなぜかトランプ。人数が多い為、永遠と続くババヌキ。そして意外に7並べにもりあがる。
パクパクしゃぼんだま(ラズベリーの香り)に遊ばれながら、まだたくさん緑が残る公園をまわる。時にベンチで腹筋するものあり、鉄棒でブラブラぶらさがるものあり、ウンテイで逆さになるものあり、いろいろ。

待ち合わせの時間が近付いてきたので、有楽町に戻り合流し、国際フォーラムへ「人体の不思議展」を観に行く。プラストミック加工された本物の人体を輪切りにされたまるでMRIの結果を生でみたようなものや、臓器や腕足などがバラバラにされたものをそれぞれガラスケースにきちんと並べられたものが展示されていて、普段ではみれない小宇宙に魅せられた。一番きになったのは、小腸。あんなにヒダヒダが中にあるのだから、これじゃー宿便がたまるわな。なんて思ったり。意外とエグイものではなかったので、ごく自然な気持ちで観る事ができた。でも混みすぎでグループの中で一番最後に出てきた(最初に出てきた人の1時間後に出てきた笑)わりには40%位しかみれていないような気がした。もう一度いくのさ。今度は平日の昼間にね。

それから、フォーラム内をぐるぐるまわり、ちょっと早いけれど夕食処の銀座「山ぼうしの花咲いた」へ。韓国創作料理で、これがまた美味。どれを注文しても美味しかった。
一口もらうハズがあまりの美味しさに、そのまま横取りしてしまった(笑)自家製プリンが、ほどよく弾力があり、甘過ぎずそしてカラメルソースのビターさに舌鼓。もっと大きな胃袋を持ち合わせていたら、もう一個食べたい気分だった。

そして、今日。
これから氷川きよしが座長をつとめる「草笛の音次郎&コンサート」にいってくる。

『き・よ・し〜☆』

ちゃんと見れるかな?後ろの方なんだけど・・・。
2003/10/10(金)痛みに耐えるこそ、真の美。  ..fine
ほっぺと目の奥がポーっとしてカーっとしている。風邪かな?のどもほんわかだけどツバを飲むと痛いきもするし。
今日は最後のエステ。毛抜き。。。片方10本ずつくらいしか生えていないからもういいかなとも思ったんだけど、友達に「なんでそんな中途半端に残しておくの?バカじゃないの?!(そ、そこまで言わなくてもいいのでは?涙)」って言われてしまったので、それもそうかと思って行くことにした。ポイントもあと一回分だし、10月末まで15%オフのキャンペーンもやってるみたいだし、良いタイミングだね。ってことで。
あーでも苦痛だな、あの痛みは。綺麗になるため仕方がないとはいえ、それにしても辛い。終わった後にみてみると全面大きなミミズバレだしね。。。

男性諸君。女性はこんなにも頑張ってるんだぞ。もっと愛しみなされ。笑

今日は金曜日だけど、エステ終わったら寄り道しないですぐかーえろ。元気が一番だもんね。

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先週から「飛躍」という曲を弾いている。名前の通り、とても綺麗な曲調で聴いていると、元気がでてくる感じ。暗譜したいくらい好きだな。

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私が小さい頃に観た映画の中で一番印象に残っている映画「夢のチョコレート工場」ウンパルンパ族の顔が小学校の同級生の男の子にそっくりで、いつも彼の顔を見るたびに心の中で「ウンパルンパの歌」をハミングしてた。成人式で再会した時も同じ顔。その時ももちろんハミング。
そして朗報あのティム・バートン監督がリメイク版を作るとか!年内中に制作にとりかかるらしい。これは楽しみ!
でもとりあえず、ロアルド・ダール監督版のDVDでも買うかな。現代版よりもちゃっちーからまたその味が出て面白そうだしね。うふふ☆
2003/10/9(木)貯金だね。  ..fine
いつまで続くかは謎だけれど、500円玉貯金をはじめた。まだ2個(苦笑)。でもさ、これって一ヶ月30日と考えて15000円を一気に貯金しておけばいい話なんじゃないかとも思うんだけど。あ、でも一日2個とか3個とかの日もあるのかな?

とりあえず、ルール。
一、無理に500円玉を作ろうとしない。

ニ、500円玉が出たらそれを使わない。

三、その日のうちに貯金箱へ入れる。

たったこの三つ。ゲーム感覚で楽しんでいくのだ!とりあえず「形」から入る私としては貯金箱購入かな?←こっから無駄使い(笑)。

マミーが結婚指輪を紛失。ユルユルになっていたらしく、昨日の朝起きてみたらなかったんだって。それを夜きいて排水溝を覗いてみたり、トイレの周りをみてみたり、三人がかりで探してみたけれどやっぱり見つからず。んもー。ゆるくなったら直してもらいに行くなり、いっそのこと外してしまうなりすればよかったのにね。物をなくしてもあまり動じないマミーなんだけど、今回だけはちょっと落ち込み気味。小さいものだし、もしかしたらコロコロ転がって隙間に入っちゃったかもしれないしね。あきらめずにゆっくり探してみよう。ひょいっと出てくることってあるじゃない?(^^)
2003/10/8(水)不思議な男の子  ..cloudy
叶姉妹すごすぎぃ。そして17歳の女の子が選ばれるとは思わなかった。個人的には元ユニバースの人(この人は選ばれたね)と渋谷109の元カリスマ店員がよかった。でも抜き打ちのお宅訪問で、元カリスマ店員の部屋みせちゃったらダメだよなぁ〜。なんか想像つくじゃん?なんて自分の部屋も見回してちょっぴり焦ってみたり(笑)。あんなにはちらかってはいないけど、自分の好きなものがごちゃごちゃ飾られていてすっきり感はなく騒然とした印象を与えるかもしれないので。でも一番落ち着くんだよな、マイルーム。
それにしても3時間ってちょっとひっぱりすぎじゃーありません??新聞のテレビ欄を見なかった私も悪いんだけどさ。9時位に終わるだろうと思っていたんだけど、それを過ぎても終わらない。どーもおかしいとあわててチェックしたらなんと10時まで!その9時過ぎの時点でお風呂に入ると、結果がみれないことが解っていたので、仕方がなく保留。

そして自動的に就寝時間がずれて、今日は眠い。(−−;←これが言いたかったのよね。

***
地元の駅からの帰り道を歩いていたら、幼稚園で言えば年少さんくらいの男の子が、やや車の通りがある路地の交差している場所をウロウロしていた。その子は駅の方向と自分のお家の方向を交互にみながら、なにかを探している風で。曲がり角にママがいるのかと思ったらそうでもなく、日が沈みきった暗い中ひとりぼっちでいた。一度はそのまま素通りしたのだけれど、どーしても気になり引き返してその男の子に訊ねてみた。

私「ぼく。どうしたの?ママは?」
男の子「ママはお家にいるよ」
私「お家は近くなの?」
男の子「うん。あっちー(と指差す)」
私「危ないからお家帰った方がいいよ」
男の子「うん。でもね・・・なんかパパのにおいがしたから・・・」

と言いおわるか終わらぬかするうちに、小さな目に涙を浮かべながらみつめてきた。心が急に寂しくなり、こっちまで涙が出そうになったけれどもグッとおさえて「でもね、もう暗いし寒いから、暖かいお家で待っていた方がいいよ」と、最初に話し掛けた時よりも優しく促した。そしたら男の子は素直に自分のお家の方向に走っていった。

なんかね、はじめ普段着でも制服でもないきちんとした格好の男の子ですっごく異質な感じがしたのよ。悪いけど、オバケとかそんなたぐい。で、なんとなく通り過ぎてみたんだけど、でもそういうの本当に出てくるとは思っていないし、どーしても話さずにはいられなかったの。そしていざ話を聴いてみると、すごく寂しそうな雰囲気だったしね。
兎に角、引き返して良かったって思ったワッ。
2003/10/7(火)ふっきれた火曜日。  ..fine
「お、おはようございます。今日も元気に頑張りましょう。」という気分。最初の「お」のどもりがポイント。すんなり行きそうもない予感ありあり。やはり、ヨガを朝やるのはやはりきつい(「やはり」を乱用しているけれど、それくらい確信をもった感じで)。目覚ましがなって、まだ夢うつつな中、ハッと気が付いて起きると、もう着替えなきゃいけない時間まであと三分。簡単なものしかできなくて、これじゃーダメだね。なんて言いながらやってるんだけど。

朝食のデザートに柿が出てくると、秋だなぁーっと実感。ま、虫の音や空や空気ですでに感じているんだけど、体の中に染み入るイメージで。でも大変。柿は皮をむかなくちゃいけないし、朝の時間がさらに少なくなる。毎日の朝食作り。今日は納豆一個だけだったけど(笑)。浅漬けのカブもテーブルの真中に柿と並べて。こんな簡素な朝食でも両親は文句言わずに食べてくれてるから、いいってことで。お仕事をしていなかったらちゃんと作るんだけどね。ごめんよ、ふふ。

ノルウェーの森。やっと完読。心にポリープができてしまった感覚があり、なんとも複雑な気分。昨日、帰りの電車の中ではページをめくって思わず「あ、」と声を出してしまった。主人公の男の子が思いをはせていた女の子が突然この世からいなくなってしまったところ。思いがけない、いや多少は予測していたんだけど、でももう少しだけ希望があっても良かったのではないかという場面での死に、驚いてしまったのだ。恥ずかしくて、あと一つで地元の駅だったんだけど、手前の駅に停車した途端に立ち上がり、一旦電車をおりて、ちょっと小走りして次の次の車両に乗り込んでしまった。そういう時もあるってことで、ね。
2003/10/6(月)戦いは続く。  ..cloudy
今日は新しい洋服で出勤。江ノ島に行った帰り、池袋に寄って大量買いをしてきた中の一つ。天気はあまりよくないけれど、心は晴れ晴れ。昨夜はネイルアートに挑戦。っていってもチョンチョンチョンと点をお花の形に置いただけなんだけど。金が入ったアジアンチックの落ち着いたピンクに金色の点のお花。なかなかゴージャスでカワイイ。でも右の手に描くのってやっぱり難しいね。プルプル震えちゃって思ったところに筆を落とせないんだもん。多少のズレは目をつぶる。

再びヨガをはじめることに、しかも早朝。雑誌に載っていたものなんだけど、ワンサイクル14パターンで所要時間約5分。毎朝起きたらすぐにやるのは、食前が効果的ということなんで。体を山にする「犬がなんちゃら」ポーズがたまんなくきついあげくに、三十秒保たなくてはならない。でも大きく息を吸ってはいてを繰り返していくうちに、冷えていた体はいつの間にかポカポカ。腸の動きもいささか活発になったような。レニー・ゼルウィガーの「ブリジット・ジョーンズの日記」→「シカゴ」や、ドリュー・バリモアの体型の変化はヨガの賜物だとか。頑張るぞ、無理なく。
2003/10/5(日)やっぱり、かわいかった。  ..fine
今日はカナの運動会だった。先週のユウジの運動会と二週続けてでちょっぴり、いや、かなりヘトヘト。写真を撮るのも楽しいんだけど、でも「こうやって撮りたい」とか「あーすれば可愛い」っていうのは解っているのに、狭い園庭のわりには人がたくさんいすぎて、思うような位置にいけず少々ストレスがたまるのだ。
帰ってきて早速現像してもらいに写真屋さんへ。先程出来上がりの時間になったので受け取りに行き、チェック。思ったより上手い具合に撮れていて、おばさんにんまり(本当はおばさんって言われたくないし認めたくないんだけどさ)。

おまけに、この間行ったお忍び小旅行の江ノ島のフイルムを出した。
その中の一枚。(原物はもっと明るいのよ。)

江ノ島にはにゃんこがつきものだからね。他には海の写真やら空の写真やらいろいろ。ロモで撮った写真達がある程度たまってきたら、別サイトで紹介するつもり。

あー。今日は日陰にずっといたんだけど、頭と身体がボワ〜ンとしている。外の空気をずーーっと吸いながら、元気な園児の姿に当たってしまったみたい。ま、お日さまよりも輝いてるんだもん。仕方がないっか。
それにしても、なんでお外で食べるお弁当はあんなに美味しいんだろう。月に何度かはこういう時間を過したいわ☆
2003/10/3(金)キラキラァ〜ン☆  ..fine
ディズニー映画のプリンセス達のシールカレンダーをもらった。キラキラしていてすごく可愛くてニコ。会社PCのスクリーンセーバーはちょうどそのプリンセス達だったので、非常に嬉しかったの、どうもありがとう。そういう気持ちを相手に伝えたら、こんなので喜んでもらえてこっちも嬉しいよって。内容ではないんだよね、こういうちょっとした気持ちがいいのさ。
ディズニーランドやシーなんて去年の今ごろから行っていない。別に行かなくてもいいじゃんって気持ちもあるけれど、一年に一度は行きたくなるんだよねぇ。なんでだろか?ちなみにゲートをくぐり、ディズニー内に入った瞬間に涙を浮かべるほど笑顔に。最近めっきり涙腺がゆるめになっているらしく、泣く時はもちろん大量に、笑う時にも少量の涙が出てくるのよね、困ったことに。

週末は、今度はカナの運動会。晴れればいいなぁ。だったらちゃんと日焼け止め塗っていかなきゃね。先週末のユウジの運動会から、そしてこの間の江ノ島とどんどん黒くなっていっているような気がして、や。ポンズダブルホワイトを本当は塗ってお手入れしたいんだけど、あれ肌に合わないから使えないし。敏感肌用の美白クリームってあるのかしらね?やっぱりそういうの必要だわ。

メールがきません。いったいどうしているのでしょうか?せっかくお誘いのメールしたのにッ。夕方までに返事くれなきゃ私、帰るからね。
2003/10/2(木)あれ?  ..fine
なぜだか顔がパンパン。
昨日歩きすぎて疲れちゃったのかしら?あーらやだやだ。(^^;;
それとも天気が悪くなるのかしら?
どっちにしても、不満。
2003/10/1(水)満たされた一日  ..fine
本日は、会社の創立記念日でお休みだった。家族はそのことを知らず、私はそれを良いことにいつもの時間に起き、いつもの時間にお家を出て、一人江ノ島に向かった。
新宿から小田急線に乗り片瀬江ノ島まで。旅のおともはずっと読まずにいた「ノルウェーの森」。なんとなく今日の雰囲気にあった一冊。いつも仕事に向かう電車では間違いなく寝てしまうのだけれど、今日はそんな様子もなく、目的地まで意識はしっかりと。

小一時間程で現地に到着。みんなで行った時の「あぁ〜い きゃん ふら〜〜い!」の意味がここでやっとわかり、一人笑み。「そーかそーか、ここだよココ」。近くのトイレで日焼け止めクリームを塗り、いざ出陣。江ノ島に続く橋を渡る途中、右方向にはうっすらと富士山が頭をのぞかせていた。何度かここへは来た事があるけれど、富士山が見えたのはこれが初めて。大きな存在にいささか圧倒。


目指すは前に食べた江ノ島丼。もう12時をまわっていて、お腹が目がくらくらするくらいすいていたので、あの心臓破りの階段達を果たして登りきれるのかと思っていたけれど、無事お店に到着。しかしやっぱり階段は一人だとちょっぴりツラい。一緒に登る人がいて、励ましあって登るから平気だったんだと痛感した。お店ではもちろん江ノ島丼を頼む。それからビールと生しらすの単品。お腹がすいていた為か、眺望の良い場所で食べたからか、にたーーっと顔がほころぶ。生しらすは透明感があり、弾力があって、素材の少々の甘味としょうがのあの独特の味が絶妙にからみあって非常に美味しかった。波と風の音と、とんびの鳴き声の中で。

お腹がみたされたところで、下の岩場に行く。今日はちょっと先の「江ノ島岩屋」まで。料金を払い、さて出発。・・・って、あそこって一人でいっちゃダメだ。お化け屋敷なみの薄気味悪さで、こっそりと人様の後ろを一定の距離を保ってみてまわった。でも、ここには前からきたかったんだ。すごく気になっていたから。亀の石にも出会えたし(ほんとうに亀の形になっているのよ)、とりあえず善し。戻りの階段が非常にきつかったので、あの江ノ島丼のお店の隣の「島の茶屋」で冷抹茶と江ノ島銘菓海苔羊羹と普通の羊羹がセットになったものを頂く。緑深い庭に和の趣を感じ、心和む時間がゆっくりとすぎていった。
江ノ島を降りて近くの砂浜へ。波打ち際の適当な場所に腰をおろし海を眺め、写真を撮り、本を読んだ。潮騒だけがただ耳を通り抜け、しばし大きな海を眺める。読んで眺める、そしてまた読んでの繰り返し。最高の幸せ。前をちょこちょこと通る女の子が可愛かった。ロモでパチリ。

ノルウェーの森の中の言葉にぴったりな一日だった。

「静かで、平和で、孤独な日曜日(水曜日)」

本の中では寂しいフレーズだけれど、私の気持ちは良い解釈で。

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